論理学1

http://la-ad.net/logical-thinking/1.html を読んだまとめ

1. 結論と根拠

論理的な主張には結論部分と根拠部分がある

仮に結論のみの主張だとしたら、それは最初から同意見の者のみに有効であり、そうでない者に対しては何ら理解できるものではなくなります。 つまり、結論のみの主張は意見を異にする者に対しては有効でないということです。

結論と根拠に関連性があることが必要だ

関連性があるとは?どうやって判断している?

一朗は風邪を引くだろう。昨日会った時に寒気がすると言っていたからね。

この根拠が関連性があると判断する理由は、「寒気がすると風邪をひく」という経験則があるから。

根拠となる事実が結論を導くためには、言明されていない根拠、つまり隠れた前提があることが重要

主張に結論と根拠があれば、形式的に論理的である。 主張に結論と根拠に関連性があれば、内容的に論理的である。 関連性の有無を考えるには、隠れた前提を考える必要がある。

まとめると、「論理的であること」は「正しい方法で事実や考えを関連付ける思考過程ができていること」と言えて、結論と根拠と隠れた前提に関連性があることを検討すればよい

推論

既知のコトから未知のコトを考えて論理的に導くことを推論

推論の良い所は、正しい前提から出発して、推論が正しく行われていれば、結論は論理的に常に正しくなることです

前提となる根拠とそれから導かれる結論とその過程の推論を合せた全体を論証と言います。

正確な知識があるからこそ、隠れた前提を見つけ出せて、結論と根拠に関連性があるか否かを判断できる

論理的思考は重要だが、正確な知識が大前提にある

一次情報を追えることが大前提

まとめ

論理的である = 正しい推論 + 正しい知識

論理的主張 = 結論+ 根拠 関連性 = 隠れた前提

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